「通信制高校から大学に進学できるの?」「入試で不利になる?」という疑問を持つ方は多くいます。結論から言うと、通信制高校からでも大学進学は可能です。一方で、受験準備の仕方は全日制とは異なる点があります。
この記事の要点
- 通信制高校卒業でも大学受験の出願資格は全日制と同等。受験資格の面で不利はない。
- 調査書(内申書)に転入の経歴が記載される場合があるが、それ自体が合否を決定づけることはほぼない。
- 進学を重視する場合は、予備校・自習サポートが充実した学校・コースを選ぶことが有効。
通信制高校からの大学受験は可能か
通信制高校を卒業(または卒業見込み)であれば、4年制大学・短期大学・専門学校への出願資格があります。この点で全日制・定時制高校卒業と同等です。
共通テスト(旧センター試験)・一般選抜・推薦入試・総合型選抜(AO入試)のいずれにも出願できます。
調査書(内申書)について
大学入試では調査書の提出を求める大学が多いです。転入の経歴や評定(成績)が記載されます。
転入が調査書に与える影響
- 転入の事実が記載されることがある(学校によって記載方法が異なる)
- 転入先の学校での評定が記載される
- 調査書の評価方法は大学・選抜方式によって異なる
一般選抜(筆記試験重視)では調査書の比重が低い大学も多いです。一方で推薦・総合型選抜では調査書が重視されることがあります。志望大学の選抜方式を確認した上で準備しましょう。
「不利になるか」という疑問について
調査書に転入の記録があること自体が合否を決定づけることはほぼありません。ただし「なぜ転入したか」を面接やエッセイで聞かれる場合があります。自分の経緯を前向きな言葉で伝えられるよう準備しておくと安心です。
進学を重視する場合の学校選び
通信制高校からの大学進学を目標とするなら、在籍する学校選びが重要です。
大学進学サポートが手厚い学校の特徴
- 進学コース・大学受験コースがある
- 予備校との提携・共同授業がある
- 志望校別の対策授業・個別指導を実施している
- 進学実績を公開している
「大学進学を目指したい」と学校側に伝え、どのようなサポートがあるかを入学前に確認しましょう。
通信制の卒業資格と大学受験の関係まとめ
- 受験資格:全日制と同等あり ✅
- 共通テスト出願:可能 ✅
- 推薦・AO入試:出願可能(調査書が必要) ✅
- 学校によるサポート差:大きい(要確認) ⚠️
よくある質問
Q. 通信制高校の評定(成績)は大学受験の推薦に使えますか?
転入先の通信制高校での評定が調査書に記載されます。推薦入試では評定平均が条件として設定されていることがあります。転入先での学習実績が推薦基準を満たすかは、志望大学の条件と照らし合わせて確認してください。
Q. 高卒認定で大学を受験する場合と通信制卒業では何が違いますか?
高卒認定は合格後に受験資格を得ますが、高校卒業資格ではありません。通信制高校を卒業すれば高校卒業資格も同時に得られます。就職の際に「高卒以上」が条件の場合も対応できる点が異なります。
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