「通信制高校とサポート校、どう違うの?」「転入するなら両方必要?」という疑問はよく聞きます。サポート校は通信制高校の学習を助ける施設ですが、転入生全員に必要というわけではありません。自分の状況に合わせて判断できるよう、基本から整理します。
この記事の要点
- サポート校は通信制高校の学習(レポート作成・スクーリング準備など)をサポートする民間施設。卒業資格は通信制高校が出す。
- 毎日通う場所が欲しい・学習管理が難しい・人との関わりを少しずつ増やしたい場合に向いている。
- 費用は年間30〜100万円程度が多い(通信制の授業料に加えてかかる)。就学支援金の対象外の場合がほとんど。
サポート校とは何か
サポート校は、通信制高校に在籍している生徒が学習をスムーズに進めるための民間のサポート施設です。学校法人ではなく、株式会社や個人が運営しているケースがほとんどです。
高校卒業資格を出すのはあくまで提携先の通信制高校です。サポート校はそのための「学習環境・生活リズムの補助」を行う役割を担っています。
サポート校でできること
- 毎日登校できる居場所の提供
- 通信制高校のレポート作成サポート
- スクーリング(対面授業)の日程管理と同行サポート
- 個別学習・補習
- 進路相談・精神的なサポート
転入生にサポート校が向いているケース
サポート校が特に役立つのは、次のような状況です。
毎日通う場所が欲しい場合
通信制高校は自宅学習が基本のため、「通う場所がないと生活リズムが崩れやすい」という人には、サポート校への通学が生活の軸になります。
自学自習が難しい場合
レポートの提出期限を管理したり、自分でスケジュールを立てるのが難しいと感じている場合、サポート校のスタッフが伴走してくれます。
段階的に人との関わりを増やしたい場合
少人数の環境から始めて、少しずつ社会との関わりを取り戻したい場合、サポート校の個別対応が合いやすいことがあります。
サポート校が不要なケース
逆に、サポート校なしで通信制高校のみで問題ない場合も多くあります。
- 自分でスケジュール管理ができる
- 家での学習環境が整っている
- 通信制高校のスクーリングに自分で出席できる
- コスト的にサポート校の費用が難しい
このような場合は、通信制高校だけでの履修を選ぶことも十分現実的な選択です。
費用の目安
サポート校の費用は、学校・コースによって大きく異なります。
| サポートの内容 | 費用感(年間・目安) |
|---|---|
| 週数日通学・基本サポート | 30〜60万円程度 |
| 週5日通学・手厚いサポート | 60〜100万円以上 |
通信制高校の授業料(就学支援金適用後の実質負担分)に加えてかかるため、合計費用を確認することが大切です。
サポート校への費用は就学支援金の対象外になることがほとんどです。奨学金等の対象にもなりにくいため、家計への影響をあらかじめ計算しておきましょう。
よくある質問
Q. 通信制高校とサポート校は同じ建物にある場合もありますか?
はい、通信制高校がサポート校機能を内包しているケースや、同一法人が運営している場合があります。その場合は手続きが一本化されることが多く、窓口が分かれません。学校見学時に確認しましょう。
Q. 転入後からサポート校に入ることはできますか?
多くのサポート校は転入後の途中からでも入学できますが、学校によって異なります。転入のタイミングに合わせて入学できるかどうか、サポート校に直接問い合わせてください。
サポート校が必要かどうかも含めて学校選びを進めたい方は、kokoneのマッチングで条件に合う学校を探してみましょう。サポート体制の充実度で学校を比較できます。
