この記事の要点
- 転入:今の高校に在籍したまま別の高校へ移ること。在籍中の単位を引き継ぎやすく、時期の選択肢も多い。
- 編入:退学または修了後に別の高校へ入り直すこと。入学できる時期が限られることが多い。
- 「今の学校に在籍しているか」を確認すれば、どちらに当てはまるかがすぐにわかる。
結論からお伝えします:
転入は「今の高校に在籍したまま」別の高校へ籍を移すこと。編入は「退学または修了後」に入り直すことです。このひとつの違いが、使える手続きや入学できる時期の選択肢に大きく影響します。
転入と編入、どちらに当てはまる?
まず自分の状況を確認してください。
| 今の状況 | 当てはまる手続き |
|---|---|
| 高校に在籍中(休んでいる場合も含む) | 転入 |
| すでに退学している | 編入 |
| 前の高校を修了している(卒業に近い状態) | 編入 |
ポイント: 長期間学校を休んでいる場合でも、退学手続きをしていなければ「在籍中」の扱いです。この場合は転入として動くことができます。
転入とは
転入とは、今の学校に在籍したまま、別の高校へ籍を移すことです。
在学中の単位は転入先で「単位認定」という形で引き継げる場合が多く、修業年限を延ばさずに通い続けられるケースもあります。
転入のメリット
– 在籍期間のブランクが生じない
– 単位を引き継ぎやすい(転入先の判断による)
– 受け入れ時期が多い学校が多い(随時または年数回)
注意点
– 在籍校から「転学許可」に関わる書類が必要になる
– 転入先が決まる前に退学してしまうと編入扱いになる
通信制高校の多くは、4月・9月・1月など年数回のタイミングで転入を受け入れています(各校により異なります)。
編入とは
編入とは、退学した後または前の学校を修了した後に、別の高校へ入り直すことです。
転入と異なり「高校生でない期間」が生じるため、単位の扱いや在籍期間の通算方法が変わります。
編入の特徴
– 入学できる時期が4月のみに限定されている学校が多い
– 高校生でない期間が生じる
– 単位認定は可能だが、認定条件は各校に確認が必要
こんなケースで編入を選ぶ
– すでに退学済みで、次の4月入学に向けて準備している
– 前の学校での在籍経験がほとんどなく、単位引き継ぎより最初からやり直したい
転入と編入の違い一覧
| 比較項目 | 転入 | 編入 |
|---|---|---|
| 前提条件 | 在籍中 | 退学後または修了後 |
| 入学可能時期 | 随時または年数回(各校異なる) | 4月のみが多い |
| 在籍ブランク | 生じない | 生じることがある |
| 単位引き継ぎ | 引き継ぎやすい(各校の判断による) | 引き継ぎ可能(条件は各校に確認) |
| 必要書類の傾向 | 在籍証明書・転学許可関連書類 | 退学証明書・調査書など |
手続きに必要な書類の主な違い
どちらの場合も、転入先の学校に問い合わせながら書類を揃えていきます。一般的に用意することが多い書類の傾向は以下のとおりです。
転入のときに多い書類
– 在籍証明書(今の学校が発行)
– 成績証明書・単位修得証明書
– 転学を認める書類(在籍校が発行)
編入のときに多い書類
– 退学証明書または調査書
– 成績証明書・単位修得証明書
書類の種類や提出期限は転入先によって異なるため、出願前に転入先へ直接確認することをお勧めします。
在籍校への相談は早めに動く
転入・編入のどちらを選ぶとしても、在籍校への相談は早めに動き出すことが大切です。書類の発行には数日〜2週間ほどかかる学校もあります。
転入先が決まる前でも、「転入を考えている」と担任に相談だけしておくと、その後の手続きがスムーズになります。
大切なこと:転入先を決める前に退学しないこと。在籍状態を保ったまま転入先を探す方が、選択肢が広がります。
よくある質問
Q. 転入と編入、どちらが有利ですか?
どちらが有利かは状況によります。在籍中なら転入を選ぶ方が入学時期の選択肢が広く、単位を引き継ぎやすい傾向があります。すでに退学している場合は編入として動くことになります。
Q. 退学してから数か月が経っています。転入はできますか?
退学後は編入扱いになります。通信制高校の入学可能な時期は各校により異なるため、希望校へ直接問い合わせてみてください。
Q. 転入と編入では、単位の引き継ぎ方が変わりますか?
転入は在学中の単位を認定してもらいやすい傾向がありますが、認定の範囲は転入先の判断によります。編入でも単位認定は可能ですが、条件は各校に確認が必要です。
Q. 高2の途中から転入を考えています。卒業時期は遅れますか?
引き継げる単位の数や転入時期によって変わります。詳しくは転入先の進路担当に相談してみてください。
Q. 在籍校に相談せずに転入先を決めてもいいですか?
転入には在籍校が発行する書類が必要になることが多いため、早めに相談しておくと手続きがスムーズです。転入を決めた段階で担任や進路担当に話を通しておくのが一般的な流れです。
転入・編入の手続きや費用など、学校ごとの条件を比較しながら転入先を選びたい方は、kokoneマッチで条件を入力してみてください。
